2013年11月30日開催 NSFF 福岡県直方市須崎町映画祭

林芙美子が創作と映画に出逢ったまち 福岡県直方市須崎町商店街

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12. 35mmで、大正の建造物で、あの名画を再び。そして道すがら、それを産んだ地の匂いを。

 

 12歳の頃、須崎町界隈で創作と、そして映画とに出逢った林芙美子が、幾多の歳月を経て産み出した作品群。その作品の数々が、映画として世代と国境を超えて愛され続けていることを、地元の方々にも広く知っていただきたい。それを愛し続けてきた映画ファンの方々には、原作者林芙美子と映画のゆかりの場所原作者林芙美子の創作の出発点をぜひ知っていただきたい。

 林芙美子が直方に滞在した1915年から、100年が過ぎようとしている2013年11月30日(土)。この日開催される『直方市須崎町映画祭』は、そんな想いを込めた映画祭です。


  当日は、『浮雲』だけではなく『放浪記』も、いずれも今はやりのデジタルではなく、35mmフィルムにて上映いたします。会場は1913年落成。林芙美子がこの地に滞在した1915には既に建てられていた講堂です。

 地元のみなさん、この機会にぜひ、すべての世代に、様々な国で愛され続けて来た「芙美子映画」をご賞味ください。

 全国の映画ファンのみなさん、この機会にぜひ、原作者創作ゆかりの地を訪れ、35mmでもう一度あの名作をご堪能ください。そして、その道すがら、『めし』『稲妻』『晩菊』『浮雲』を産んだ地の空気を、その匂いを感じてみてください。

 そうすればきっと、林芙美子に「悪口」を書かれたこの街と、林芙美子原作、成瀬巳喜男監督の、あの名作の数々と同じ匂い、愛すべき匂いをそこに感じてもらえるはずです。

 この機会にぜひ「林芙美子が創作と映画に出逢ったまち」とその愛すべき匂いを存分にご堪能ください。



「林芙美子が創作と映画に出逢ったまち」


Special Thanks

 圓徳寺さん
 牛嶋英俊さん
 直方文化連盟さん
 覚音山西徳寺さん
 大和青藍高校さん
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